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2号機と過ごした9日間 その4 [活白2号機]


機関庫で3号機と並ぶ2号機

こうしてまきば線の機関庫に2号機がやってきました。
機関庫では3号機・6号機と25年ぶりの対面です。立ち会った羅須地人たちにも感慨深いものがあります。

これまでの画像をご覧になると、一見してこの2号機は非常に保存状態がよいように見えます。事実、糸魚川市の小学校で保存されているときは、屋根の下で柵に囲まれて、運転台もサッシの扉をつけており、また、定期的に塗装も行われていたようです。静態保存の蒸気機関車としてはとてもよい条件での保存でした。このようなかたちでわたしたちが2号機と再び出会えたのも、糸魚川市のみなさんに大切に保存していただいたおかげです。
そしてその保存状況から、当初、「大鉄道博覧会」としても展示の前に“清掃”をすればよいという予定だったようです。
わたしたちも事前の計画では、錆びている部分などを錆び落としをして、塗装をタッチアップする程度でなんとかなるのでは、ということも考えていました。

ところが、まきば線の機関庫で2号機をじっくり見てみると、予想以上に状態が悪いことがわかってきました。海辺の街でもある糸魚川市の海風は25年のうちにじわじわと2号機の車体を蝕んでいたのでした。

まずは全体的に塗装が経年変化により劣化が進んでおり、ひび割れも始まっていました。場所によっては触っただけでぺりぺりと剥がれてきてしまう部分もありました。


経年変化で劣化してしまった塗装

また、水タンクやボイラーのスチームドームなどは内側から錆が進行しており、表面も塗膜の劣化した部分から錆が進行した結果、完全に穴が開いている部分がいくつも見られました。
水タンクの内側などはびっしりと錆に覆われており、タンクの底には剥がれ落ちた錆が数センチも積もっているような状況です。


錆びて穴が開いた水タンク

そして、キャブ前面の丸窓も、助手席側の窓ガラスは割れてしまっており、応急処置としてベニヤ板で補修がしてあります。


片側の丸窓はガラスが破損し、ベニヤで応急補修していた

そのキャブの内側は、サッシ扉を付けていただいていたおかげで、風雨に曝されることはありませんでしたが、逆に塗装の塗り直しが行えなかったらしく、塗装の劣化が進んであちこちに錆が浮いた状態になっていました。


キャブ内にも錆が浮く


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